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NHK連続テレビ小説「エール」 第96回
放映日:2020年10月26日(月)午前8時~
ストーリー :
本日のスポットは、主人公裕一の義兄の智彦。
戦争は終わった。智彦は軍人だったので就職が難しかった。おごった気持ちがあったのは確かだった。
「働こうと思ったら何でもできるはずだ。あんたに、このラーメンが作れるのか?」
そう言われたことが頭にあり、闇市のラーメン屋で働き始めた。
3年たち、知り合いに声を掛けられ、貿易会社で働くことになる。
「同期がラーメン屋じゃなあ。感謝してくれよ」
今度はその言葉に憤りを感じる。
久しぶりに闇市へ足を向ける。ラーメン屋を横目で見て、かつて何かと関わりのあった孤児のケンを訪ねると、熱を出していた。病院へ連れて行く。
見どころ :
今朝は、オープニング前の開始2分で、やられました。
病院に来た智彦の妻の吟が「この子は?」と訊きます。
「俺の……友だちだ」
智彦はどう表そうか言いあぐね、それでもきっぱりと言い切ります。
始めはケンに財布をすられました。ケンは戦争で家族を亡くし、一方の智彦は軍人なのに生きています。お互い感情のせめぎ合いがあったのですが、話をしたり料理のコツを教えてもらったりして、心を通わせていきます。
”友だち”
この言葉に、ケンに対する気持ちが凝縮されていると感じて、涙があふれました。友だちになるのに、年齢など関係ないですね。
そして、会社に残るかラーメン屋に戻るか迷う智彦に、吟が言った言葉が印象的でした。
「人のために命を燃やせるのが、あなたの誇りです。その生き方ができる選択をして欲しい」
本質をきちんと見極めて、背中を後押しする。妻の鑑だああ!
今週は、裕一があの有名な「く~も~は、わ~き」で始まる曲を作るエピソードです!
出演 : 窪田正孝 二階堂ふみ 奥野瑛太 松井玲奈 浅川大治 他
主題歌 : 「星影のエール」GReeeeN
2020年10月26日 記
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