インターナショナル・デジタル・ホスピタル構想

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インターナショナル・デジタル・ホスピタル構想

ポールが超企業連携で推し進めようとしているプロジェクトというのは、今や世界が脅威と考えている、インターナショナル・デジタル・ホスピタル構想。 Applewatchは、そのための手がかりを構築する魅力的なワナともなり得る。 すなわち、個人ユーザーが、そこに登録すれば家にいながら血圧・脈拍・体温・血中酸素濃度は常にクラウド上のホスピタルに記録され、異常が確認されれば何らかの方法でお知らせが届く。 あるいは、定期的に病院へ出向いて薬をもらうだけの高齢者は、測定結果をもとに異常がなければ自動的に宅配サービスで常用している薬が届く。 あるいは、美容と健康のために運動をしている人間は、そのデータが記録され、的確なメッセージが届く。 登録しておけば最適なサプリメントや食品の宅配も可能だろう。 GAFA(Google・Apple・Facebook・Amazon)が協力して本気で立ち向かって来た時、日本人は、立ち向かえるのだろうか? 立ち向かわず、流れに乗って協調していくのだろうか? ああ、なんて便利な世の中になったと喜ぶのだろうか? このプロジェクトの実現に向け、真っ先に白羽の矢を立てられているのは日本なのである。 美容と健康に最も敏感な日本人女性は最高のターゲットである。 経済的、環境的、社会的条件は、すでに整っている。 最後の砦とも言うべき、残りの条件さえ整えば、一気に加速するであろう、その、残りの条件とは! 精神的文化的条件である!
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