登場人物

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ロベルト(ロベルト・シューマン) 二十歳をすぎてピアニストを目指しヴィークの弟子となる。作曲法も習い始め、初の出版を終えたところ。 モーリッツ(モーリッツ・エミール・ロイター) 開業医の息子で大学の付属病院で働く医師。ヴィークにピアノを習っていたことから、八歳年下のロベルトと知り合う。 ヴィーク(フリードリヒ・ヴィーク)  ロベルトをはじめ多くの青少年にピアノを教えた。ペスタロッチなど当時の新しい教育学をレッスンに取り入れた。個々に最善最適な方法を考案する上達請負人である。音楽以外になると、理不尽に厳しくなることがある。 クララ(クララ・ヴィーク) ヴィークの娘でモーツァルトのような神童ピアニストとして、世に知られる。ピアノに向かえば大勢の聴衆の前でも堂々たる芸術家だが、ふだんは内気な少女である。ロベルトより九歳年下。
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