内線電話

3/6
前へ
/6ページ
次へ
階段を上がってすぐのところに看護婦の詰め所があった。 入ってみたが、とくにどうということはない。 俺がもう出ようと考えていたら、突然プルルルルと音がした。 見ると壁に掛けられた内線電話の緑のランプが点滅している。 俺は思わず後ずさったが、武本は一瞬の間を置いた後に受話器をとった。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加