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「藍九郎ちゃんは本当に氷菓が好きなんだね〜」
「うん!僕、お兄ちゃん大好きだよ!おばちゃんもおじちゃんも大好き!」
「そうかい!かーさん、うれしいね。おじさんとおばさんも藍九郎くん大好きだよ!」
僕と兄さんが戯れあっているのを、おじさんとおばさんはお茶を飲みながら見ている。
「もー、とーさんかーさん、孫扱いかよ〜」
「お兄ちゃん大好き!ずっといっしょ!」
当時僕は本能のまま、兄さんに抱きついていた。
「俺も藍のこと大好きだよー!!うりゃー!くんかくんか!藍はいい匂いするなー!」
兄さんはよく僕のお腹やお尻をくすぐったり匂いをかいだりしてじゃれあっていた。
大好きな兄さんと一緒にいた時が僕にとって幸せな時だった。
おばさんやおじさんに抱っこされるより、にいさんに抱っこされるのが居心地がよかった。
兄さんにお尻やお腹やほっぺを触られるとすごく嬉しかった。
おでこにキスされると体が熱く感じた。
この生活で僕は兄さん恋をしたんだと思う。
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