a long distance

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「眼鏡があるのに、コンタクトの必要はないから」 せれなちゃんらしい答えだった。 だけど少し悔しいが、せれなちゃんはコンタクトにしたらかわいいと思う。 「そう、残念」 この状況、僕だけ浮いていて正直しんどい。 さらに僕は兄さんに告白して、1週間も会話を交わしていなかった。 この場から離れたい。 だけど、兄さんとせれなちゃんが二人きりになるのは嫌だ。 「俺もまだ眠くないし、さっき言ったみたいに二人にサンドされながらホラーいっしょにみたいなー」 それは絶対に嫌だ!!! せれなちゃんは絶対に兄さんに密着するに違いない。 シャンプーの香りのする髪を漂わせながら。 そのまだまだ成長していくだろう大き目の胸を押し当てながら。 ノーブラの胸を当てながら。 パジャマからのぞける谷間をみせながら。 死ぬほど見たくない光景だ。
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