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 衝撃を受けた。  これは、そう。両親がいい歳して、世間が引くほどのバカップルだったことに気づいた時と同じくらいの衝撃。小さい頃は間に挟まって、のほほんと満たされてた気がする。  物心が付き始めた頃、一緒に遊ぶ友人と話をしていて、おや? と思った。食事中に子供二、親一くらいの割合であーんとかしないらしい。しかも世間一般では両親のターンは来ない。なんなら子供のターンすら来なくていい年齢だった。  なぜ気づかなかった。  うっかり口にした時は顔から血が出た。傷は浅いと慰めてくれたはずの友人供が、今でも思い出したように傷口に塩を塗ってくるのはどういう了見なんだ。  話が逸れた。  衝撃というのは想定してない所から来ると、やけに大きく感じるもので。結構ぐらついているのが正直な所。  今日も震えて机に伏しています。
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