プロローグ

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プロローグ

鳴り響く心電図モニターの音や人工呼吸器のプシューという機械音。 体温計や血圧計の医療グッズや時間毎に繋ぐ点滴やパソコンをのせたカートをガラガラと忙しく動かす看護師達の足音。 周りを見渡せば注射台には輸液ラインや注射の山。 処置に必要な医療機具やその側には赤い救急カート。 スタンバイOKの呼吸器が並べられたスペースには他の医療機器も並ぶ。 これはあの頃の私の日常の景色。 そんな日常の中に大好きでいつまでも思い続けている人がいた。 これは仕事に恋に一生懸命だったあの頃の物語。。
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