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プロローグ
俺はこの国で一番偉い内閣総理大臣の 「津田沼平八郎」 46歳だ。
俺は物心がついたときから総理大臣になることが夢だった。
幼稚園の時なんて友人や先生に
「津田沼君は将来何になりたいの? 」
「先生、それこそ愚かな質問だぜ。俺は大統領になってこの国を支配する」
「あいつ馬鹿じゃねえの? 日本に大統領なんていないぜ」
ぎゃはははは
この時俺は人生最大の屈辱を食らった。俺を馬鹿にした奴らを見返すために代々、政治家として活躍した我が財閥の基盤と財力を引き継ぎ総理大臣へとなったが
俺はある日、居眠り運転のバカに轢かれてしまい生死の境を彷徨うこととなった。
「死なないで‥ 」
遠くで微かにすすり泣くかわいい天使のような声が聞こえるな。俺の熱烈なファンが涙を流しているんだぜ。
俺はニヤつきながら耳を澄まして聞くと
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