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＜終＞ 神様も感激だよ
ひとりになった少年は、薄れゆく煙を見ながら「神様」について思いを巡らせていた。
◇◆◇
神様って、結構大変なんだな。あんなに忙しいなんてさ。俺、いつも軽々しくお願いしちゃってたよ……。神様、ごめんな。今まで悪かったよ。
今日、神様に会えてよかった。
突然現れたと思ったら仕事を押し付けられて、意味わかんなかったけど、なんだかんだ楽しかったし。だけど、上司は恐かったな……そうだ、文句が言えない神様の代わりに、俺がお願いしといてやろう。
『神様もゆっくり休めますように』
あ、でもこれって神様の仕事を増やすことになってるんじゃ……ヤバイ、ヤバイ！ ちょっと！ 今の願い事はなしにして！ ねえ！ お願いっ！
◇◆◇
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