怒らない自分自身になるためには

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怒らない自分自身になるためには

自らに怒りが込み上がるならば、このように考えると良い。 怒りは、正常な思考を失わせる。 怒るというのは、偏りである。 何かに対して不満を感じた。 何かによって、寂しい、悲しい、孤独だと感じた。 これらは、あくまでも、感情の偏りに生じた結果的な思考である。 例えば、怒る人が喜んでいる人を見るならば、嫉妬心が生まれる。 反対に、喜ぶ人が怒っている人を見るならば、軽蔑心が生まれる。 どちらの偏りにも、自我の主張が生じて、人を抑圧する行動が生まれる。 なので、怒りに傾いてもいけない。喜びに傾いてもいけない。 常に中道であることが思考を豊かにする。 もし、自らに怒りが込み上がるならば、鏡に映る自らの怒る表情を見るが良い。 自然と怒りも鎮まるであろう。
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