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顔が急に近づいたかと思うと
今度はゆっくり唇が重なる。
上唇をなめて
下唇を優しく吸って
部屋の中にリップ音が響く
スローなキスが気持ちよくて
頭の芯がドロドロに溶かされる
顎を噛んで
首筋にキスを滑らせて、、
柊生は自分のズボンを脱ぎ捨てると
ゆっくり和真のズボンの中へ手を伸ばす。
硬くなっているソレを握られて
優しく上下されて
和真は 切な気にため息を漏らした。
ズボンを脱がされて何度が扱かれただけで
ぬるぬると濡れた感覚が伝わって
和真は恥ずかしさで目をギュッとつぶった。
扱く手が速さを増して
同時に胸の尖端を口に含まれると
こらえきれず
あぁぁ!と橋声が上があがった。
「…っ待って! 出ちゃいそう…」
言いながら和真は柊生の手を掴む
「…いいよ 出してっ」
低い声が腰に響いて
それすらも快感になって
「……っうそ!」
さらに手の動きを早められて
耐えられず、呆気なく吐精してしまった。
「いっぱい出たね」
柊生はそう言ってニッコリ笑うと
和真の こめかみにチュッと軽くキスをして
ベッドを出ていった。
ー こんなに早くイってしまった… 恥ずかしい
和真は快感の余韻で細かくふるえ
肩で息をしながら
顔だけ動かして柊生の姿を目で追った。
腹筋の辺りに触れると、自分が吐き出した物が
べっとりと広がっている。
柊生はすぐにクローゼットから
タオルを持って戻り、和真の腹の上を
キレイに拭いてから
持ってきたゴムを手早くつけた。
そして和真の横に寝転び
向かい合わせで抱き合ってキスをした。
舌をからませあって、吸って
いやらしい水音をたてて…
あっという間に、また快感の波にのみこまれた。
キスに夢中になっていると
いつの間にか伸びてきた柊生の長い指が
後ろを撫でて
するりと中へ侵入してくる。
和真は一瞬体を固くして
しがみつく腕に力をこめた。
「力ぬいてくれないと入らない」
柊生が眉を寄せて笑う
「…っ勝手に 力、、入っちゃう」
「大丈夫、こっち集中して」
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