『復讐日記』第一章

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「カウントダウン……」 オレは不意に聞こえてきたその声にドキリとして息が詰まった。 「柳田貴史……。 二日以内にお前は死ぬ」 聞こえきたその言葉が昨日の記憶とリンクした。 その言葉をなかったことにしようと、さっき思ったばかりなのに……。 呪いなんてこの世にないって信じようと思っていたのに……。 不気味な声に振り向いてはいけない気がしていた。 振り向けば、そこに忍がいるような気がしたから……。 でもオレはその声の正体が気になって、ゆっくりと自分の背後に目を向けていた。
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