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リッティルおじさんにそのおとぎ話を読んでもらってからどのくらいの月日が経ったのだろう。
物心ついた時にはおじさんと2人で大都市として有名なルートッティから少し離れた山奥の小屋で暮らしていた。
あれからというもの俺は毎日のようにおとぎ話を読んでいた気がする。何故かはわからない。
忘れては行けないような気がした。
おじさんは何も知らない俺に魔法の使い方、生きていく為の豆知識、おまじない、色々な事を教えてくれた。
俺は・・・平凡にひっそりと暮らそうと思う。
強くて優しい勇者様が願うような平和の中で。
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