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一刻も早くカフェを出たかった私は、タラコパスタの味なんかわからないままとにかく一心不乱にタラコパスタを口の中へと放り込む。
そして苦い苦いブラックのアイスコーヒを流し込んだ。
お前ら、私なんかみてないで、イチャコラしとけ!
そして、リア充は早く爆発しやがれ!
とカフェ全体を睨みつけて、私は会計へと進んだ。
「あ…1050円になります」
私のあまりの迫力に先ほどの店員さんはやや怯えながらそう言った。
私は1050円ぴったり渡し、
「ごちそうさまでした。」
といって、少し笑って見せた。
だってここの店員さんに罪はないのだ。
悪いのは全部、私のことを嘲笑ってたカップルどもだ!
そう心の中で叫ぶと私はズカズカと街中を歩いて行った。
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