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4・ジャンルが?!
****♡Side・花ちゃん
翌日
「んん! ねむッ。今日も最高の卑猥日和」
とっても可愛い花ちゃんは、じゃっかんトチ狂ったことを口走りながら一階のリビングへと降りていきました。
ダイニングのテーブルには、ラップがかかったフレンチトースト。
(YO! YO! のほうではございません)
「そうだ、今日はみんなでパンダ見に行くって言ってたんだっけ」
花ちゃんはSNSをやりたかったのでお留守番をすると名乗り出たのでした。
(名乗るほどのことでもないが)
花ちゃんはお前がスターだ! 通称「オマスタ」にインしました。
(微妙な響きである)
「今日は小説の続き書こうと思ってたんだよね」
その前に、本日の呟きチェーック!
面白いこと呟いてるかな? ん?
一覧を見ようとしたら自分のところにコメントがついてることに気付きました。いつもの簡潔な方からでした。
「え? 何が?」
よく見たらそれは、ジャンルのことでした。その下に昨日のバナナさんのコメントが増えていました。「菅さん、ほんとなんでも知ってるんだー。すごいなあ」
(名前の間違いにそろそろ気付こう、花ちゃんよ)
と、とりあえず、お礼を言っておくことにしました。
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