はにみん様より「猫と天使もどきと駄目神様の宇宙冒険記」感想文

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はにみん様より「猫と天使もどきと駄目神様の宇宙冒険記」感想文

こちらも続きが気になる!ということろで最新ページまで来てしまったので、非常にムラムラ(何)しております。駄目神様登場まで行っていないので、どういう風にダメなのか気になって仕方ない…!  主人公が住んでいる宇宙は独特な歴史や種族が溢れていて、また独特の病気が流行っているのが印象的でした。と、言いますか、主人公は絶対にセティの子孫ですよね!?髪の色も一緒だし、凄く似ているので、猫族とは立場が違うようですが、世界が繋がっているんだと思うとぐっとくるものがあります。  お話は、苦労人のサティが、宇宙船の事故に遭ったヒビナと旅に出るまでを読ませていただいたのですが、種族が違うと生活水準も価値観も全然違って、ヒビナがサティのメシウマにやられてしまうのが可愛かったです。泣くほど美味しかったんですね…。あのイケメン顔でビーフシチューをおかわりするのがやばかったです。拾ってきた高級品種の犬みたいで萌えます~。  BL展開もありましたが(シャワーシーンの、ヒビナが洗い方を知らないとか、天使の紋が敏感なところとか好きです)、全体的にほのぼのしていて、社長を挟んでの食事のシーンは毎回、どんな料理が出てくるのかな~?とこちらも期待してしまい、和やかな気持ちになりました。  神人類は生まれた瞬間、欠陥が見つかると処理されてしまうというのが恐ろしいですが、それとサティ達獣人は、獣化が進むと、生きながら閉じ込められて生活しなければならないのが対照的ですね。  そんな中、自分の獣化を顧みず、観客に薬を分けてあげた歌姫のいとこ、プラタムも優しいし、なんらかの形で救われてほしいです。セティのお兄ちゃんを思い出します…。  後半で息子とその嫁が帰ってきて、一気にサティがピンチになるところを、あっさりとヒビナがお持ち帰りしてくれるのがかっこよかったです!そこで、社長がちゃんと空気を察してくれて、気持ちよく送り出してくれたのが本当に安心しました…。  個人的に、サティが自分を獣臭いと言っていましたが、好感を持っている人は「パンみたいな匂いがする」と言っているので、血縁は臭く感じるというのがきっと濃く感じるのかなと思いました。もしくは、絶対に一緒にならないタイプの人は寄り付かなくなっているのですね!細かい設定にこだわりを感じます。  すでに旅に出る前からストーリー展開が面白いのですが、今後さらにキャラが増えて盛り上がっていくのかと思うと楽しみですね!宇宙物は普段あまり読まないので、今回触れることができて光栄です。
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