人魚王子（メイン（セルシア）ルート）

登場人物紹介

神埼リサ

就職活動中の１７歳の少女。
両親はリサが赤子の時に他界し、祖父母の神埼（かんざき）家に育てられる。

精霊王・環

世界の創世から生きている創造主の息子。
リサを地球から水の惑星シーディアへと送る。

神とエルフのハーフである環は不幸な子供達を別の星に転生させたり、運命を変える力を持つ。

人魚王子・セルシア

深海にある人魚の国に生まれたマーメイドの男性種マーマン。母親であるマーライト姫はセルシアを生んだために監獄に投獄され、獄死した。
母の仇である人魚の女王マーライズに復讐するため、日々己を鍛え、仲間であるマーマン達を集めている。

人魚を統べる者・マーライズ

太陽のように光輝く金の髪と尾ひれを持つマーメイドの女王。
かつて人口の１％にも満たないマーマンが地上の人類のほとんどを死滅させた事によりマーマンの存在を恐れている
その姿はまさに深海の太陽。金の髪、尾ひれは他のマーメイドには見られない。
彼女が王都にいる時そこは昼間のように明るく、彼女が寝れば夜が訪れる。

アックス

黒鱗のマーマン。セルシアの部下。
父親がマーマン、母親が人間だが、アックスが生まれる前に父親は人間達に殺され、生まれてすぐのアックスは母親に海に捨てられた。
生死の境を彷徨っていたところをセルシアに拾われ、彼に育てられる。

オーフェン

翠鱗のマーマン。カリスの双子の兄。
父親が人間、母親がマーメイド。
マーメイドである母親は昔漁師に捕まり、見世物にされ、客の誰かの子を身籠り二人を産んだ。
人魚の親子は見世物にされ、母親は３人目の子の出産の時に亡くなり、オーフェンはカリスを連れて見世物小屋から逃げ出した。
弟と海でモンスターに襲われていた時にセルシアに助けられ、以降セルシアと共に女王打倒を目指す。

カリス

オーフェンの双子の弟。兄と共にセルシアに仕える。

ロドニー

セルシアの部下。妻を殺され、マーライズへの復讐に燃える。

ルクス

アスタリア帝国の第一皇子。
親が決めた人生に嫌気がさし海辺に一人でいた時、人魚姫に出会う。
だが、人魚姫の父王に呪いをかけられてしまう。

マーライト

セルシアの母親。有翼人種ガルーダ族の青年シオンと恋に落ち、セルシアを産む。
母マーライズはセルシアを手放すようマーライトを説得するが拒否し、投獄され獄死した。

シオン・レイハート

有翼人種ガルーダ族の名家レイハート家に生まれた青年。ノワールの親友。
お調子者で人魚と結婚することを夢見ていた。
マーライトと結ばれ、セルシアが生まれるが妻は王国兵に連れて行かれ、シオンが一人で生まれたばかりのセルシアを育てる。
寝る暇も惜しみ働き続け、過労がたたり死亡する。