皇子の護衛役

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皇子の護衛役

第三皇子「静音」は皇子たちの中でも異質とされ ほとんどの公務に顔を出さない。 素顔自体知る者は少ないが その表情は硬く冷たいという。 唯一側近である乳母の和夜(わや)以外 関わる者はおらず 政治や人に無関心で 己の住まう「蒼鳴宮」に引きこもって暮らしていた。
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