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これはホントの話なの?
「ねぇ~ちょっと~、そんな途中でやめないでよぉ~」
ピクッと進藤さんの肩が反応する。
「やめないで……て、また、悪魔め……」
「は?!悪魔?なんの話?え?ちょ、ちょっと!」
寝ぼけつつも私を押し倒す進藤さん。
ワケがわからないが、抵抗できない。
私の首筋に顔を埋めた進藤さんが、そこらじゅうにキスをする。
酒の匂いのする息がかかり、頭がクラクラする。
酔っているから動作が緩慢で、なんとなくもどかしい。
服の上から胸のふくらみに手を這わされる。
「ん~……直に触りたい…」
そう言ってブラウスをスカートから抜き取り、直接肌に触れてくる。
酔っているからだろうか。
触れてくる手が熱い。
ブラウスの下にもぐらせた手が、さわさわしながらだんだん這い上がり、ブラに到達する。
ブラの上から胸を包み込み、しばらく揉まれていたが、「ブラが邪魔……」などと言いだし、ブラをズラそうとしたがうまくいかず、ブラの隙間に手を差し込んできた。
しかし、それでは満足できなかったのか、今度は服を脱がせようとブラウスのボタンに手をかけた。しかし、酔っていてうまく外せず「なんだこれ、外れねー」とかブツブツ文句を言う。
仕方なく、自らボタンを外していく。
恥ずかしい。
これじゃ触って欲しいって言ってるようなもの。
だけど、間違いではない。
好きな男に求められてイヤな女はいない。
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