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何も考えられなくなるようなキスに没頭していた。
やはり、彼とのキスは中毒だ。
いつしか彼の背に腕をまわし、自分からもキスを求めていた。
唇が腫れるのではないかと思ってたら、彼の手が私の体をさすり始めていた。
やがて、その手が服の上から胸に触れてくる。
「んっ……」
さっきボタンを外され、ブラウスの上部が大きくはだけてしまっている。そこから手を差し込まれ、肌に触れてくる。
口を離して近くで見つめられる。
「はぁ…」
「ヤバい、その顔……」
もう一度軽くキスを落とし、頬から耳へ、首筋、鎖骨へと唇がおりてくる。
その隙に、ブラウスのボタンが全て外される。
ブラのホックを外されたのだろう。胸の締付けが緩くなった。
下から持ち上げられるように、胸を直接揉みしだかれる。
しばらくやわやわと揉まれていたが、やがてそこに口を寄せてくる。
「んあっ……」
先端を刺激され体がビクッと反応する。
「やっぱ、ココ。超敏感」
彼はそう言うと、指で先端ばかりいじってきて、反対側を口に含んだ。
「はぅっ!」
思ったよりも大きな声が出てしまう。
声を抑えようと、自分の手の甲を口に押し付ける。
「ふっ………んっ……」
舌で転がされたり、指で摘まれたりして、体がビクビクする。
そして必死に声を押し殺す。
「なんで声、我慢してんの?」
そう言って手を外される。
「だって……」
恥ずかしいし…
彼に抗議の目を向けるも、なぜか熱いキスを受ける。
彼の手がだんだん下へとのび、腰やお尻を撫で始めた。
そしてスカートの中に手が入ってこようとした時に、はっとした。
「ダ、ダメッ!!」
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