いまひとたびの

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いまひとたびの

和泉式部(いずみしきぶ) 父・越前守 大江雅孜の娘、、学者の家系で育ちました。 故に和歌を学べる環境であり才能が開花したのでしょう。 15歳のときに結婚、夫・橘道貞にしたがって任国和泉に行って以来、和泉式部と言われるようになった。 橘道貞の間に娘・小式部内侍が生まれていました。 母が後宮で仕えていた関係で女官たちと交流があり、噂され多くの貴公子が求愛ダンスを踊ったでしょう。 小悪魔的恋多き魔性の女というほど有名になっていく。 優秀な歌人としても有名であった。 母に聞かされ宮廷の華やかな世界への憧れもあったのです。 親が決めた結婚、、わたしが望んで決めたわけじゃないんだぁ、、、 和泉式部、、自分の心に素直になろう。 そう思ったのは、あの人「為尊親王」年下の貴公子に出逢ったからだ。 世間の非難にも負けず、恋に落ちていったのであった。 人の身も 恋にはかへつ 夏虫の あらはに燃ゆと 見えぬばかりぞ
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