束の間の退屈時間の過ごし方①

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そして、再び送り出すと…。 「魔物さん、殺しちゃった…。」 「倒すことに抵抗ありまくりだな。」 「うう…でも、あの魔物は私が倒さないと…!!」 その後、頑張ってポカポカと倒してくれたけど10匹程で再び根をあげた。 他の方法ねぇ…あるけど才能うんぬんだからな。 「ねえ、少女ちゃん?」 「…なあに?」 「これ、持ってみて?」 「何これ?本?」 少女ちゃんが両手で本を持つと、本がピカッと光って自動的に本がパラパラとめくれ始めて、光りが収まる時には本は裏表紙になっていました。 「わぁ…なんか色んなことが頭に浮かんでくるよ。」 「こういう方法はどうかな?」 「うん…倒すよりかは良いと思う。」 「それは良かった。」 少女ちゃんに渡したのは魔物の倒し方「浄化方法について」のスキルブック。 スキルブックでの習得は、才能を持った状態でのスキルブックの所持。 後はスキルブックの理解者からの伝授なのだが…圧倒的にスキルブック渡した方が早いのでこの方法を試しました。 それからは少女ちゃんなりの浄化方法で特訓の間の魔物を浄化していきましたとさ。
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