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VS魔王(ずっとこっちのターン)
少女ちゃんを外に送り出してから二週間後…再び退屈してきたので、また同じことをしようかと思っていた所…ピカーとあの光が訪れた。
また酷いケガで戻ってくるのか…と思っていたら、意識がある状態のようだ。
「創造神よ…再びお願い致します。」
「今度はなんだ?」
「今度は…魔王です。」
魔王…ラスボスの戦いの最中まで来たけど、差がありすぎたから再びか…。
神様的には一回でどうにかしたい考えだな。
「くっくっくっ…居場所を突き止めたぞ、忌まわしき神と人間ども!!」
「やぁ、魔王。初めましてだね。」
「…!?なんだ、この強大な力は?お前は一体…?」
「どうも、この世界を作った創造神です。」
「創造…神だと!?我らの世界を作ったのも貴様か?」
「君の世界は地底に闇の力を込めた簡単な物だったね。」
天界と魔界と呼べるかどうかは別として、空に光の力を秘めた石を浮かべたのが天界、先程も言った通り、地底に闇の力を秘めた石を置いたのが魔界です。
「あんなお粗末な物で魔界などと呼んだ物だな!!貴様のおかげで、我々は…大変な苦労を強いられたぞ!!」
「この外の世界も、天界も全部お粗末な物で出来ているんだがね。」
「ええい、黙れ!!この世界も我々の物にしてくれるわ!!」
一番良いのが外の世界なんだがね、六つの力で構築されているからな。
もしも、この勇者達が敗れても何も問題はないのだがな。
六つの力で構築されている物をもう一つ作れば良いだけのことだし。
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