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そう言ってほのかは自身の黒い巻き髪を手でくるくる回す。
……そうなのだ。あたしはいわゆるお嬢様で。
この学校自体がお金持ちのお坊ちゃまやお嬢様であふれてるそういう高校なのもあり、メイドで同じ年のほのかと一緒に学校に通っているのだ。
あたし以外にもそう言う子はいたりするので、特に問題はないんだけどさ。
「はい、できましたよ。御団子」
ほのかはあたしの髪をきれいにまとめてそう言った。
彼女は手先が器用で、いつだってあたしの髪や服をきれいに整えてくれる。
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