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 天神様。  私とかかわるあの人たちが、どうか心ゆくまで執筆を楽しめますように。望む結果が出ますように。つらい思いをしませんように。  顔も本名も知らない人のためにここまでするなんて、酔狂だと思われるかもしれない。でもあの人たちのおかげで、私は人生に彩りを取り戻したのだ。何も残せないはずの人生を送っていた私が、今ではたくさんの小説を残している。  見知らぬあなたの幸せを、私は心から願う。
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