第一章 西園寺学園 1

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第一章 西園寺学園 1

 こ、こ、ここ、これは・・・。ほんとに学校か? でけぇ門・・・お屋敷みてぇな見た目してる学校だな・・・。 それもそのはず。この学校は金持ちが集まっている学校である。 (。´・ω・)ん?じゃあなんで俺がここに転校してこれたかって? もぉ俺がだれだかしってるー? あのおじあぁ見えて社長だからな?金持ちだぞ?w っということなんだが・・・。 残念なことに学校の校門は閉じていて開きそうにない。 よし。 帰ろぉ! 帰ろうとクルンッと方向を変えたとき、その時を待っていたかのように 丁度良く声をかけられた。 「そこの根暗くん(真田のこと)。なにしてるんです?」 あぁ見つかっちゃった~。((クソっ 営業スマイルならぬ、営業根暗として か細く、小さく、なるべく弱弱しい感じで言葉を返す。 「転入してきた真田と申しますが、ご覧の通り門がしまっておりまして、丁度いいところに来たのであけてもらえませんかね?」 ((これでも頑張って根暗にしたほうだよ? 俺がなぜ今、根暗に見えるかというと簡単に言えば元クラスメイトに 『お前のその綺麗な顔をさらしてはいけないんだ!』 と訳の分からない言葉とかつら、分厚いくろぶち眼鏡をプレゼント?された。 というわけで俺は根暗に見えるわけですね。はい。 困っちゃうなぁ。 「( ^ω^)・・・。嫌と言ったらどうしますか?」 意地悪なのかSなのか知らないけど目の前の銀髪の学生が笑っている。 くそ。腹立つなぁ…。 「・・・言いませんよね?」 「・・・・?」 「ね?(圧かけてるつもり)」 笑顔で圧かけてるつもりなんだが・・・。なぜ門をはさんでむかいにいる人の顔が赤いのだろうか?ゆでだこみたi((殴w 「…わかりました!開けましょう。あ、あと名前を・・・。」 「僕は真田 修也です。覚えといてくださいね。」 「//////わ、私は副会長の矢野 晴樹(やの はるき)といいます!安心してください!覚えていますから!」 あたふたして門を開けた。面白い人だな。 だいじょぶか?wあんな人副会長でw こっちでもうまくできるといいんだがな。。 そういえば教室に行く前に理事長室に行けって言われたな・・。 めんど・・・。
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