第一章 西園寺学園 1

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 真田 修也 side  理事長室って・・・・・・・・・・・・・どこ? やばい・・・・。迷った。ここどこ? \(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ? wほんとにここどこ? 「おいお前何をしている」 いいとこきたー!!ナイスですねぇww 「すみません。転入してきた真田といいます、 理事長室を探してるんですがー…迷いました。」 話しかけてきた人は派手な赤髪のメッシュにピアスかイヤリグかわからないが これでもかと耳にたくさんつけている。 俺を怪しんでいるのかものすごく睨んでくるし。 なにこの人、怖…。 「理事長室ぅ?何しに行くんだよ。」 つめよりながら見定めるようにじっと見つめられる。 「理事長に呼ばれてるんですっ!場所教えてもらいませんか?」 なんだそういうことか。と納得したみたいな顔をして、 顎をクイっと理事長室に続くであろう道を示し、ずんずんと進んでいった。 ガラっ 「しつれーしまぁす。理事長ぉ。この根暗野郎が用事あるらしいっすよ。」 ノックもせず理事長室へと入っていったこの人には礼儀というものが 存在していないのか⁉と若干ビビった。 「あぁ真田君…だよね?」 「あっはい。」 そりゃあこんな見た目になってたらビックリするよなぁw ((俺もビックリw 「あぁついでに自己紹介でもしていきなさい。鬼龍君。」 鬼龍?すごい名前・・・。 「ん?あぁ。生徒会長の鬼龍院 輝夜(きりゅういん かぐや)だ。」 どんと胸を張り、強気な姿勢でいる。 ん?(。´・ω・)ん?セイカイチョウ?生徒会長って言った? まっさかぁ~w 「聞こえなかったか?生徒会長の 鬼龍院 輝夜だ!」 生徒会長を強調するなよ!まじでこの人が生徒会長? ((どんな学園だよ・・・。 「(^^)/おーい。今失礼なこと考えてなかったかー?」 「え?あ~考えてたかもですね~w」 「んだと?」 オーコワイコワイ(棒) 根暗のくせしてなんだよっていう顔してるぞーw 「…。では本題にはいろうか。じゃあそろそろ鬼龍君…」 「はい。では失礼します。」 あの見た目からは考えられない敬語。 だって黒い髪に赤い髪のメッシュだよ? しかも耳にいっぱいつけてんだよ? ギャップにもほどがあるだろw 「…?真田君?」 「…!はい!すみません。」 俺が返事をしたのとほぼ同時に布のようなものが翻された音がした。 バサッ! (。´・ω・)ん? 「修也くぅん!まってたよう!」 「げっ!おじ!」 それはどこぞのあのおじでした…。 何でここにいんだよぉ!まじでぇ!てかなんで隠れてたんだよぉ! 「ごめんねぇ。会いたくなちゃったぁ!」 喋り方は相変わらずだなぁ…。 てかなんでここに? 「修也君が心配でねぇ来ちゃったんだぁ。でもどうしたのぉ?  その格好ぉ?」 「あぁ友達が『お前はぜったい狙われるからつけろ』ってうるさくて。  何に言ってるかちょっとわかんないけど…。」 「んーでも友達の判断は間違ってないかもねぇ。ねぇ?西園寺ぃ」 「えぇ。まぁある意味そうかもね…。」 この人たちは何を言ってるんだろう…。 俺の頭の上には大きな?が浮かんでいた。 「あれ知らなかったっけぇ?  言ってなかったかぁ。西園寺ぃ教えてあげてぇ。」 「はいはい。んー何といえばいいのかな。 この学校の子たちは小さい時から男の子しかいないところでまぁ生活してきているわけで…。女の子とかかわることがすくないんだよね。特に中学生くらいからは寮生活になるから、もうかかわることは里帰りの期間があるからそのくらいしか会えなくなる。となると…ね?」 「‼お、男とって事っすか?」 「(。´・ω・)まぁそういうことだね…。」 うそだろぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!! やだよぉそんなところにいたくねぇよ、、、 (てか寮生活って言ったよな?) あ、安心しろ・・・。俺にはこのかつらと眼鏡があるじゃぁないか…。 誰もこんなやつすきになんねぇってーw ならいっか! 「まぁだいじょうぶですよ!僕にはかつらと眼鏡がありますから!こんな奴すきになりませんって!」 「そうだといいけどね…。」 「ん~心配だなぁ。僕の修也君がとられないかぁ。」 「お前のになった覚えはない。」 「酷ぉい!」 「ではそろそろ失礼します。」 「うん。じゃあね。」 西園寺さんは叔父と違っていい人だなw  
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