霜の降る

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霜の降る

連れ去る十一月 昼と夜の間 電車に揺られる帰り道 未だ彼の名前を知らない 臆病な私が反射している きっと明日は何か変わればいいと 心から笑顔でいれる私であれと 願った先は空を降らして 窓の外は少し輝いて見えた
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