夜叉の恋
12/12
読書設定
目次
前へ
/
14ページ
次へ
気がつくと、 銀の長い髪に、青にも光の色にも見える不思議な瞳を持つ鬼が、わたしを見つめていた。 その手はわたしの手を握ってる。 ああ、温かい…… 夜叉が生きてそばにいてくれる。 声にならない想いは、夜叉の手を握りしめると涙が流れた。 「楡磋、これからふたりで生きていこう。寿命が尽きて土に還るまで俺たちはずっと一緒だ」 夜叉のくちびるが涙の浮かぶわたしの頬にくちづけた─── 完
/
14ページ
最初のコメントを投稿しよう!
122人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
2,609(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!