きっと貴女以外は愛せない

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家につくと私に先にシャワーを勧めてくれた。 あのクソ野郎にやられたとこが痛む。 服は彼女が貸してくれたが色々と大きい。 特に。。胸辺りが。。。着痩せするタイプか。。 彼女はスキンケア用品も貸してくれた。 少し乾燥気味の肌に化粧水が染み渡る。 丁寧にスキンケアをし髪を乾かしていると彼女がお風呂から上がってきた。 彼女のすっぴんはそこらへんの奴らより肌がぷるぷるでとても可愛くて綺麗だった。 彼女はすぐ冷蔵庫から出した酒の缶を開け喉を鳴らしながら飲んでいた。 「一口呑む?」 悪い微笑みをする彼女にノーとは言えなかった。 突然彼女はキスをしてきた。 お酒と一緒に。 「どう?美味しいでしょ?」 そう笑う彼女はなんだかとても色っぽく見えたのだった。 あれほど拒んでいたキスをされたのに嫌な気持ちにもならなかった。 初めてのキスがお酒の味だなんて笑えるな。 「ねぇーーーちゃんは泊まらす代わりに何でもしてくれるんでしょ?」 あぁ彼女もあの男達と同じなのかとどこか失望しながらも 「はい。何でもします。」 と答えた 「じゃあ私と飽きるまで一緒に住もうよ?楽しいと思うんだ」 「それだけ。。?」 「あーでもいない間にお掃除とか料理とかできたらしてほしいなぁお洗濯とか! あと一緒に買い物とか行きたいしお出かけもしたいなぁ〜」 「。。。。家事全般できますけど。。本当にそれだけでいいんですか。。?」 「それはもちろん一緒暮らしてからもっとしてほしい事は増えるかもだけどお金は全部出すしほしいなら布団でもベッドでも買うしお小遣いもあげるよ?ーーーちゃん的には悪い提案でもないと思うよ?知らない男と寝てまで泊まるよりかは」 そういう彼女目は笑っていなかった。 「分かりました。これからよろしくお願いします。」
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