真っ白な光の後には真っ暗な世界

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真っ白な光の後には真っ暗な世界

事は突然だった。 その日は、好きな魔法の授業は無く、 つまらない歴史の授業を受けていた。 孤児だった俺は、 孤児院の先生の勧めで寮生活ができる、 魔法学園へと入学した。 孤児院では魔法が使える奴は居なかった。 俺はこの学園に入り、魔法が使える仲間が出来た。 そして、俺は魔法のセンスが開花し、 俺は学年でナンバーワンになった。 予兆も何も無かった。 いきなり大きな音と共に 視界が真っ白な光に包まれる。 一瞬にして世界が変わった。 今まで居た教室も崩れ落ち、 クラスメイトたちも血を流し倒れ伏せて居る。 俺は瓦礫の下に挟まれ動きが取れなかった。 自分から、血が流れ出しているのがわかってた。 俺はもう助からないのか。 諦めかけたそんな時だった、 俺の前に白く細い手が伸びた。 ”さぁ、決めるのじゃ。死ぬか、妾の眷属になるか”
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