本編第一章解説

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☆1862年10月あたり(文久(文久)2年、(うるう)八月) 麻琴が迷い込んだのは260年続いた江戸時代の末期、所謂(いわゆる)幕末です。 そう、江戸時代と言えど、初期と末期では結構違うんです!(260年の差があるからねー) 後々ちょっとした違いも解説していけたらと思います。というか、作者も一緒に勉強していけたらと思います! 麻琴は江戸時代、特に幕末オタクなので、文久2年の閏八月と聞いてすぐに1862年の10月辺りだと分かってしまいました。ここは凄まじい記憶力なのか、考えたのかは作者にも分かりませんが、瞬時に理解したのはもはやファンタジーですね。 閏月というのは、旧暦にあった月の名前です。今でも閏年というのがありますね。 旧暦は月の満ち欠けで一ヶ月を決めていたんですが、そのままだと季節がだんだんズレてきちゃうんです。そのため閏月という一ヶ月を三年に一度プラスしてました。 何月が閏月になるかなどはちょっと説明がややこいので、作者も理解できてるか曖昧です……気になる方はググってみてもらえるといいかもです! 文久二年、この時の将軍は徳川家茂(いえもち)。十三歳で将軍になられた方ですね。 この方、様々なエピソードがありますが、個人的にどのエピソードも好きです。 例えば 大の甘いもの好きで虫歯だらけだった。 政略結婚だったが同い年の奥さんとラブラブ、側室もおらず、プレゼントを送ってた。 小さい頃は小動物好きだった。 とか、若いからなのか可愛らしいエピソードが多い気がします。 ……まぁ、蒼風には直接関わりない人なんですけどね……。 和宮との話等、この方の話はいつか短編とかで書いてみたい。 文久二年後半で有名な出来事、と言ったらなんだろう。 八月だった気がするけど、生麦事件かな。教科書にも載っている有名な事件ですね。 冬には高杉さんや伊藤さんによってイギリス大使館が燃やされたりします。 そんな文久二年、閏八月に麻琴はやってきます。 基本的に一人称視点なので、まことの周りで起こったことにフォーカスして話が進みます。
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