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そんなことがあってからも、俺たちの日常は何も変わらなかった。 北川秋は規則正しく生活をしているし、仕事も順調そうだ。 相変わらず一緒に料理を作ったりジョギングに行ったり買い物に行ったりして、穏やかな日々を過ごしている。 あの日、あんなことを言われたのは確かにショックだったけれど、おかげで俺は自分の北川秋への気持ちを確信した。 自覚してしまえば後は、俺のするべき事は決まっていた。 俺は北川秋が好き。これは恋愛感情として。 お人好しの同居人としての立ち位置でいいから、側にいたい。 そのためにこの気持ちは絶対に隠し通さなければならない。
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