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「もしもしミズキ?」 「おーアラタ、大丈夫か?」 「ほんっっとごめん!迷惑かけたよな??」 「全然。大丈夫大丈夫。けど俺初めて見たよ、アラタがあんなベロベロになるの。」 「だよな??俺どうしちゃったんだろ。……俺さぁ、なんか変なことした?」 「え、何、アラタ覚えてないの?」 「やっぱりやらかしてる!?」 「いやまぁ、やらかしたっつーか……」 電話越しに、ミズキがニヤニヤしているのがわかる。 「なんだよ!??俺、なにした??」 「知りたい?」 「知りた…く、ない。いや、でも……」 「北川さんは何か言ってた?」 「特には…俺が泥酔してたのめちゃめちゃ介抱させちゃったみたいだけど。超迷惑だよな。まじ最低。」 「いやーあの人は迷惑なんて思ってないんじゃないかな。」 「そうなんだよ、迷惑じゃないって言われて…ってミズキ、なんでわかるんだ??」 「そりゃあの様子見たらわかるよ。」 「あの様子って」 トントン。 突然。ノックの音。 「はい!!?」 「アラタ?少し良い?」 シュウさんだ。 「はい!ちょ、ちょっと待ってください。ごめん、ミズキ、またかける!」 「はいはい。まぁ仲良くな。」 なんて?仲良く??
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