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ゆうやけこやけでひがくれて
やまのおてらのかねがなる
おててつないでみなかえろ
幼き日 母と手を繋ぎ幾度となく歌った唄
そんな頃を思い出す時間
「ゆうちゃん、もう帰るわよ」
「はーい、まま待って〜！」
「ともくん、夕飯の時間よ〜」
「わーい、お腹減ったぁ〜」
公園で遊んでいた子ども達がみんな帰っていく
青かった空が茜色に染まり出す夕暮れ時
あちらこちらの家々に明かりがともり
美味しそうな匂いが漂ってくる時間帯
親子で手を繋いで家路を急ぐ
そんな風景をただじっと見ていた
誰もいなくなるまで
ただじっと…
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