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愛執、主な登場人物紹介(ネタバレあり)
セティ(タイフォン神、セト神)
引きずるほど長い黒髪、紫の瞳。怒りで赤に偏ることがある。
神としての姿は身長2mを超え、大きく逞しい。 顔や腕に模様が浮かび上がるが、実は呪いの一部らしい。
古代からの最高神の1柱。破壊と死を司るため邪神と称される。セトの呼び名をもじって、セティと名乗る。人間の姿の時は赤い短髪に青い瞳、象牙色の肌。
イシス(元人間→神族)
無造作に伸ばされた腰までの黒髪、紫の瞳、白い肌。
タイフォン神と同じ色を持つため、幼い頃に両親を殺され閉じ込められた不運な子。整った顔をしている。 ティターン出身で、洞窟の神殿に贄として捧げられた。
セティに溺愛されるが、物を知らない純粋な心の持ち主。教育もされず虐待された経験のため、言動が幼い。 竜帝一家に気に入られ、4番目の息子として迎えられた。
アトゥム(豊穣神→のちに猫のトム)
金髪に緑の瞳、豊穣を司る神の1柱だったが、イシスに嫉妬して殺そうとしたため神格を封印された。
記憶を奪われ、金色の毛皮の猫としてイシスに育てられる。ガイアに貰われていった。
ガイア(セト神の双子の弟)
ほっそりとした外見ながら、顔立ちはタイフォンとそっくり。
穏やかな性格だが、敵には容赦しない一面がある。イシスを人から神にする際に協力した。原始の神殿に閉じこもっていたが、イシスに興味を持って外へでる。
フェル(フェンリル、灰色狼や魔狼の長)
タイフォン神の眷属であり、忠実なる番犬。
イシスに懐いており、飛ぶように地上を駆ける獣の長。
ゲリュオン(神族)
短い茶髪で、暗い焦げ茶の瞳。肌は日焼けして浅黒い。
戦いと争いの神。口が悪いが人はいい。タイフォン神の親友。元は化け物だったが、神格を得た。
シェリア(ペガサスとユニコーンの子)
本性は角と翼のある乳白色の馬。人の姿で過ごすことが多い。
14~5歳の少女、乳白色の髪と青い瞳、白い肌。稀有な生まれのため、どちらの種族からも受け入れられず、両親と逸れた迷子だった。ゲリュオンに惚れている。
●ドラゴン(共通:金の瞳)
ヴルム(竜帝の妻、水竜の長)
艶やかな青い鱗を持つ美人ドラゴン。大仰な話し方を好むが、優しい母親としてイシスに接する。巣立った3匹の息子の後、4番目としてイシスを迎え、5番目の卵を孵したばかり。イシスに母親の愛情を教えたドラゴン。
ファフニール(竜帝、光竜)
艶のある銀鱗の偉丈夫。本来光竜は大人しく争いを好まないが彼は真逆の性格。敵を徹底して叩きのめす苛烈さがある。懐に入れた身内には甘く、イシスを4番目の息子と呼んで可愛がる。
ボリス(竜帝の5番目の息子)
ガサガサび緑鱗で、大地や緑に影響力を持つドラゴン。
体は3m近くまで成長したが、卵の頃から一緒に過ごしたイシスをすごく大切に思っている。一時期は番相手だと思い込んだほど。まだ幼く、人語は話せない。
フェリクス(竜帝の長男)
ぺたりとした赤い鱗の火竜。炎の属性が示す通り過激な性格。
情に厚く家族に甘い。長男の自覚があるため、戦闘になると一番最初に飛び出す。
ルードルフ(竜帝の次男)
茶色い土竜。聖地を護るため、聖地の山の洞窟に住む。
大地を操る能力が高く、剣山のような攻撃や土壁の防御を使う。他者を癒す能力も長けている。
エルランド(竜帝の三男)
緑の鱗を持つ竜。白い鱗の嫁がいて、すでに独立。洞窟の中に植物園のような場所を作って暮らす。
穏やかで物静かな小柄なドラゴン。もうすぐ卵が産まれる。
●四霊獣
鳳凰、霊亀、竜帝、狼王
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