*委員長、頑張る!(side涼花)*

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「なーなー。何でこの学校来たの~? パンツ何色? やっぱ白?」 「え!?」  突然のセクハラと笑い声に戸惑うあたしの前に……何かが飛んできた。そしてそれはその男子の顔に当たって彼は倒れていった。 「ごめんー涼花ちゃんっ、僕の筆箱飛んでっちゃった」 「え……あ、本当だ。ってなにこれ重い! 何入れてんの!?」 「普通の文房具!」 (いや、何十キロってぐらい重いけど!?) 「さすが美雪サン、ぱねぇ」 「てかアレが美雪さんの御姫様? やっぱ別格だなぁ」 (なんかまた空耳まで聞こえるし! あたし超疲労たまってるね!?)  あたしはあたふたしながら席に座る。   そしてどんどん順番が回って。 「城井美雪です。怖がりで内気だけどいじめないでください!」  潤んだ瞳でもじもじと美雪が言った。
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