10人が本棚に入れています
本棚に追加
「さ、さっきより紙袋増えてんじゃん?」
「まぁーな」
「‥‥‥」
ヤバい。ぜんぜん会話が続かないし、何話していいのかさっぱり💦
今までどんな会話してたっけ??考えれば考えるほど、頭が真っ白になっていく、、
やっぱ、出直そう。
「やっぱ、俺帰るわ。」
踵を返しドアに向かうと、先回りしたユノに行手を阻まれ、思わずユノを睨みつける。
「俺に話があって来たんだろ?」
「べ、別に話なんてねーし//」
そう言うとユノから目を逸らした
顎をクイっと持ち上げられ、数センチのところにユノの顔がある
「嘘つきだなジェジュンは」
「は、はぁ?嘘なんてついてねーし」
「何年一緒にいると思ってんだよ?バレバレなんだよ。話があるって顔に書いてあるっつーの。」
全てを見透かされてるような視線に苛立ちを感じつつも、ゴクリと唾を飲み込む
「、、俺を揶揄って楽しいか?」
「はぁ?」
「お前が俺を好きとかありえねーんだけど?」
「揶揄ってねーっての。俺、真剣だし//」
そう言って目を逸らし、顔を赤らめるユノに嘘はなかった。長年一緒に居るから、嘘か嘘じゃない事位は分かる。
コイツ、本当に、、?!
「ユノ、、なんで、、?」
「やっと自分の気持ちに気付いたんだよ。ずーっと自分の中でモヤモヤして腑に落ちなかったんたけど、自分の気持ちに気付いたら、それまでの全部合致したんだ。あー、俺はジェジュンが好きなんだって。」
「なんだよ、それ、、」
「お前が俺以外の奴と仲良くしてるの見たら、イライラすんの。あー、これが嫉妬なんだって分かったら、妙に納得しちゃって。だから、自分の気持ちが分かった以上、ジェジュンとは友達じゃいられないって。」
「俺たち、友達じゃないのかよ、、」
「あぁ。俺はもう友達じゃいられない。ジェジュンと付き合いたいし、キスしたいし、それ以上の事も、、」
「それ以上って、、まさか、、」
「お前を抱きたい//」
「、、マジか」
「お前を誰にも触らせたくない」
ゾクっとするほどセクシーな眼差し見つめられ、ロックオンされたように身動きすら取れない。
「、、、」
「ジェジュン、好きだ。俺と付き合ってくれ」
「ヤダっていっても諦めてくれないんだろ?」
「あぁ。」
俺の返事を待たずに再び重なった唇
最初のコメントを投稿しよう!