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「、、ごめん///泣くほど嫌だったのか?」
「ち、違っ//、、ヒック//俺も、、!!」
「ん?」
「俺もユノの事が好きだ///もう、ずっと昔から//」
「、、え?」
そう、俺はずっとユノだけを見ていた。自分の気持ちに蓋をして、誤魔化すように生きてきた。それもこれもずっとユノの側に、、友達でいる為に。
ユノの方がよっぽどもまっすぐで男らしい。
俺はなんて醜いのだろう。
自分の気持ちですら直視出来ずに気持ちを誤魔化し、自分をも誤魔化してきた。だからこそユノの気持ちをまっすぐに受け、涙が止まらなかった。
「ジェジュン好きだ、、//」
「ユノヤ、、//」
「俺と付き合ってくれる?」
「、、勿論。でも、本当に俺でいいのか?俺は男でお前も男だよ?」
「知ってる。お前じゃなきゃダメなんだ」
「ユノヤ///」
再び重なった唇
抱きしめられ、ダンスするようにくるりと回ると、ベットに押し倒された
バクバクとうるさいくらいに弾ける心音だけが僕の耳を貫く
「ジェジュア、好きだよ、、」
真っ直ぐなユノの視線が絡み合う
こんな熱い視線は初めてだった。それと同時にユノの過去の彼女達に嫉妬した。
ユノの彼女達は、こんな熱い視線を受けてきたのだろうか、、俺以外に、、そう思うと、再びドロドロした感情が芽生えた。
「ユノヤ、今まで何人の女と寝た?」
「はぁ?なにそれ?てか、この状態で何?今それ言う?」
「あぁ。大事な事だからな」
「、、居ないよ」
「嘘つけ!!んなわけねーだろ?」
「まぁ、正確には抱かなかったんじゃない。抱けなかったんだけど、、」
「、、ぇ?なんで?」
「なんでだろ、、?男だし、やっぱ欲求はたまるんだけど、いざ女を組み敷くと、萎えちゃうんだよな、、」
「て、天下のユノが?!クク(笑)」
「お前、、覚えとけよ!!」
「じゃ、俺が初めて?!」
「まぁ、そうなるな。」
「(笑)」
「そんな、笑う事ねーじゃん!!」
「ごめんごめん。だって嬉しいから//」
「ジェジュア//」
深くなるキスにお互いのモノが分かりやすく反応してくると、
シャツのボタンをユノの指が器用に外していく
「ジェジュア、綺麗だよ//」
胸の飾を摘まれピクリと反応する身体
ズボンのベルトに手が掛かったところで、俺は我に返った
「ま、待ってユノヤ//」
「焦らすなよ//」
「心の準備が出来てない//」
それに、展開早すぎだろ//俺たち今日付き合ったばっかりだろ??
「待てない//」
「ヤダ//」
「おれの事好きなんだろ?」
「そ、そうだけど//こんなのヤダ//」
俺はユノを突き飛ばし、家に逃げ帰った
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