神よ我を許し給え

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 但、ビートへの情熱は失っていない。何たってビートは1960年代のホンダF1マシーンの技術が踏襲されていてエンジンに3連スロットルボディが備えられているから古き良きホンダミュージックを奏でてくれるのだ。これを聴くと、到底、手放そうとは思えなくなる。だから俺は未だに二酸化炭素を撒き散らしてるにも拘らずビートを楽しみながら走らせている。牛肉を食うことは我慢できてもビートを走らせることは我慢できないのだ。こんな俺を神は許してくれるだろうか。神よ我を許し給え!
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