ぎもん

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ぎもん

帰りの電車の中、色々考えていた。 というか、あの1週間の満腹感、睡眠不足は副社長に会って解消されたみたいだ。 急におなかがすき始めた。 「帰ってご飯作ろう....」 お腹空いた...あの副社長の顔...えへへへへ... 俺の経歴褒めてくれた...そんな人今までいなかったから少し嬉しかった。 ニヤニヤが止まらない。 ふと、茶橋さんを思い出した。 『まだ仕事終わんないのよー』 今、施設には2人きり。 成人の男と女がひとつ屋根の下.... いーやいやいやいや!!! 社長夫人だからな!?スタッフ見てる前で、浮気せんやろー!せんやろー!有り得んやろー! でも...茶橋さん美人だし、俺なんかそもそも男。性別も違うし美人だし、お似合いのカップルって感じだしな... 呼び捨てする仲だしな!!! 悶々と考える。思いを巡らしていた。 やばい。さっきのテンションから一転少し落ち込んできた。 いやいやいやいやいやいや! 今度スタッフに聞いてみるか.... 自信なくなってきた.... いつの間にか帰りつき、家でご飯風呂を済ます。 暖かいお風呂に浸かり.... ようやくゆっくり寝れた。 モヤモヤしながらだが... ___________...... 社会人になってから、時間の流れは早いものですぐ土曜日になった。 「あー土曜日だぁー!おはよー!仕事だぁ、頑張るぞ俺!」 朝から独り言、ちょっと笑える。 ご飯を食べて支度をする。 パートになり初めての仕事。気合い入れてがんばろ。 この時は、もう社長夫人のことなんてすっかり忘れていた。、
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