9人が本棚に入れています
本棚に追加
へんか
仕事中も、絡んでくるのは変わりない
副社長はなにを考えているかわからないが、ひっきりなしに二人きりになろうとする。
休憩時間も他の人とはあまり被らない時間に俺が入る。その時にもちょくちょく休憩室に顔を出しては俺の手に
「これ、食べな。」とお菓子を渡してくる。
俺を太らせて食べる気なのか。
仕事も終わり、帰り支度。副社長は今日も夜遅くシフトやら役職仕事をしているらしい。
副社長の役に立ちたくて、できるだけ遅く残って掃除を手伝っていた。
掃除には社長婦人もやってる
まぁ、小さな施設のため社長婦人と副社長が仕切ってる感じだ。
社長婦人とは結構はなしをする
「だいぶ慣れたー?」
フランクに話をしてくれるからありがたい。
「はい!もちろんです!やりやすい職場で、ぼくも楽しくさせていただいてます」
「時間外なのにごめんね、ほんとキリのいいとこで帰っていいからねー!」
副社長と社長婦人はよく3階に篭って(事務所みたいだけど、6畳くらいの狭い部屋)にいつも一緒にいて事務仕事したり、シャワー室があるようで副社長はよく泊まるためそこでシャワー浴びてる...らしい
副社長と社長婦人は社内でもよく噂になってるくらい、仲がいい.....
めちゃくちゃ仲がいい!
残って掃除しているが、実は社長婦人と2人きりにしたくないただの口実だったりもする.....
と、だいたいキリのいいところで
「じゃぁ上がりマース!お疲れ様でしたー」
「はい、ゆうきくんお疲れ様ー!」
ニコニコ笑うその笑顔はとても綺麗なお姉様。
「ふう、、、」と一息つきながら2階に上がり、更衣室へとぼとぼ向かっていると送迎から帰ってきたであろう副社長の声が1階からした
「帰ってきたー」
副社長の声を聞くと、疲れも吹っ飛ぶ
さっさと更衣室で着替えて、帰りの挨拶を副社長にしたい!と着替えをしていた。
最初のコメントを投稿しよう!