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「そうだね、君は優しいから少し弱らせるくらいで良いかもね。」
神様は私と同じ武器をストレージから取り出して、黄色い弾薬を武器に込めた。
黄色い弾薬はどんな効果があるんだろう?
ドン!!ブシャアア!!
「キャイン!?」
「黄色い弾薬は硫酸…まあ生物にとても強いダメージを与える弾だよ。ちょっと匂いがキツいけど。」
本当だ…ちょっと匂いがキツい…。
それにワンちゃんは大丈夫かな…?
「キャイン、キャイン」
「グルルル…ワオーン!!」
「あっ、逃げていった。」
「さて、近くには町があるはずだ。まずはそこまで…いけないか。」
神様は突然、後ろに武器を向ける。
後ろにも何かきたのかな?
「おおっと、危ないな。その武器を下ろしてくれよ。」
「犬の次は賊か…エンカウント率が高いな。」
賊…?賊って何?
「へっへっへっ…命が惜しけれりゃ、その娘をおいて何処かに「ドン!!ブシャアア!!」…いぎゃああ!?」
「躊躇なく撃ったな…?野郎ども、やっちまえ!!」
「さ、明香ちゃん逃げるよ。武器をストレージにしまって。」
「え…あっはい。「ガシッ」…え?」
神様に言われた通り、武器を仕舞うと…脇腹を神様に抱えられた。
このままどうなるんだろう…逃げるのかな?
「生成…マグナム、無限弾薬。」
「えっ、神様それ…どうするの?」
「適当に相手をして、敵わなくなったら逃げる為さ。」
「うおりゃあ!!」
ブン!!と鉈を振り下ろす、男の人…この人、殺す気満々だ!!
神様は、ひらりと避けて頭に一発…!?撃っちゃった!!
どうしよう、神様も殺す気満々だよう!!
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