初めての戦闘、初めての人

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「足がすくんだか…争いごとは苦手でも良いさ。」 俺は教会から再び森の中へと入る。 目指すは複数人がいる場所だ。 …さっきは止められたロケットランチャーで先制してやるかな。 「目標静止、発射!!」 「ふあぁ…見張りは暇だぜ…ん?何か音が…ああ!?」 ドッカーン!! 見張り役は大きく吹っ飛んだ。 …だが、大きく吹っ飛ばしただけで死んでない。 くそ、頭らへんを吹っ飛ばしたのになかなか頑丈だな。 「て、敵襲!!皆、敵だー!!」 「敵…何処だ…?」 「あっ…あっちだ!!」 「…?何処にも居ないが?」 「確かにあっちから何か飛んで来たんだ!!」 「何かじゃわかんねえよ…。」 「信じてくれ!!確かに来たんだ!!」 「…一応信じてやるが、来なかったら今日の夜食は無しだな。」 「や…夜食無しは勘弁してくれー!!」 それから三十分後…。 敵襲に備えた奴は苛立ち始めた。 「おい…。」 「あ、ああ…。」 「来ねえじゃねえーか!!」 「お、可笑しいなー?」 「お前、夜食抜きな。」 「それだけは勘弁してくれー!!」 「じゃあ、今日の見張りはお前だけなー。」 「そ…それならまだ…なんとかなるかな…?」 ドン!! 「あっ…!?何で頭が痛てえ…って血…!?」 ドッカーン!! やれやれ…やっと死んだか。 やはり頭部破壊効果はてきめんだな。 さて、中は一匹ずつあぶり出して倒すか。
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