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🐺半月の夜🐺
あれから3日が経ち、今日は半月の日!
ワタシはいつものように
職場のペットショップに向かったんだけど…
ワタシが先について…ワンコや
ニャンコ達の体調チェックをしてるときに
ワンココーナーの事務所から
電話の音が聞こえて、急いで電話にかけよる!
ワタシ
水無月 和泉
「はいっ!
こちら、ワンココーナー…」
電話口
「ハッハッ…く…店長の月見だ…」
な、なんか…苦しそう…
ワタシ
水無月 和泉
「お疲れ様です!水無月です!
店長!どうされたんですか…!?」
電話口
月見 美加登
「へ…偏頭痛が酷クテ…
今日は、休ませてモラウ…
すまない、イズミ…」
ガチャッ…ツーッツーッ…
ワタシ
水無月 和泉
「あ、店長…店長っ…!」
切れた…店長、大丈夫かな…
そうして1日…なんとか仕事をこなして…
お昼も食べて、無事に
勤務終了時刻を迎えたものの
ワタシは彼の事が心配で
一日中気が気じゃなく…
彼の声を無事だと言う声を聞きたくて…
申し訳ないと思いつつ、事務所の
電話の着歴から店長の電話番号を調べて
自分のスマホに彼の電話番号を登録する…
帰り支度をして
事務所から、お店の外に出て
彼に電話をしてみた…
プルルルル…
プルルルルルル…
電話口
「く…も、もしモシ…」
ワタシ
水無月 和泉
「あ、店長!ワタシ!水無月ですっ」
電話口の店長は相変わらず
つらそうに呻いてる…
電話口
月見 美加登
「ああ、いずみ…カ…」
ワタシは固唾を呑み込む。
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