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月見 美加登
「ぁ…そ、そうか…//」
こちらを見つめていた
彼はハッとして、さっそく食べ始めて
ワタシもゆっくり食べ始める。
美加登…やっぱり
可愛くて、かっこいいなぁ…//
それから…時間をかけて料理を完食して
彼はクレジットでお会計を済ませてくれたっ
彼と一緒にお店からでて
空を見上げてみたら
すっかり暗くて…空に浮かぶ、お月様は
満月を3回ぐらい削ったような微妙な形をしてる
ワタシ
水無月 和泉
「…お月様、綺麗ですね…」
月見 美加登
「ああ…だが、あの形を見るに
3日後には半月だ…半月になったら、俺も…」
も、もしかして…
満月で完全なる狼男になっちゃうなら
半月で…不完全な狼男に…
つまり…半狼に
なっちゃうってこと、なのかな…?
ワタシ
水無月 和泉
「き、きっと大丈夫…!
ワタシがいるからっ」
彼はこちらに視線を向けてきて
レストランの階段をくだり
彼の車の影で浅く口づけをされた!
月見 美加登
「チュッ、ありがとう…和泉…//」
ワタシは少しの間、まばたきしてたけど…
口づけされたことが嬉しくて
満面の笑みを向ける。
ワタシ
水無月 和泉
「きょ、今日の朝…言いましたけど…
今夜はお手柔らかに、お願いします//」
彼は頷いてから助手席の扉を開き
ワタシはそこに乗り込み…扉を閉めてくれて
彼が運転席に乗り込んできてる間に
自分のシートベルトを締める。
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