74人が本棚に入れています
本棚に追加
半狼人
月見 美加登
「ハッハッ…半分、俺…だけど
半分…俺じゃない…
とりあえず、入ってくれ…//」
ワタシは頷いて、お部屋に
あがらせてもらったんだけど…
いつの間にか背後に回っていた
美加登が玄関の鍵を内側から閉めた!
ワタシ
水無月 和泉
「あ…鍵閉めるんだ…」
彼はにやりと笑う…
半狼人
月見 美加登
「当然ダロ、物騒だしナ…
和泉…危なかったら、逃ゲロ…」
時折、片言になる美加登に
少しだけ恐怖を感じつつも小さく頷く!
ワタシ
水無月 和泉
「体調はどう…?」
美加登はリビングの
真ん中まで歩いて振り向く。
半狼人
月見 美加登
「まあまあ…だな…体調は悪く無いガ…
たまに、体が言うことを聞かな、クテ…」
ワタシは彼に近づいて
そのケモミミを見つめる…
彼が首を傾げ、耳をパタパタ動かす。
ワタシ
水無月 和泉
「その…お耳を触っても良いですか?」
半狼人
月見 美加登
「あ、嗚呼…どうぞ…//」
彼が触りやすいように
片膝立ちになってくれた!
ワタシ
水無月 和泉
「し、失礼します…」
モミモミ…
半狼人
月見 美加登
「…//」
彼のケモミミはフワフワしてて…
触り心地がよくて、毛質は柔らかい!
ワタシ
水無月 和泉
「はむ…♪」
あまりに可愛い狼耳に
思わず甘噛みしていたっ
半狼人
月見 美加登
「い、イズミ…それは
俺に求愛をしてるノカ…//
お、俺と…子作りシタイノカ?」
っ…///
最初のコメントを投稿しよう!