74人が本棚に入れています
本棚に追加
お店から出て、隣接する
コンビニの少し先を行ったところの裏道に
蔦が壁に絡まった定食屋さんがあった!
ワタシ
水無月 和泉
「店長…いつも、ここで食べてるんですか?」
店長は頷く。
店長
月見 美加登
「ああ…でもさ、ここ…美味しいんだよ。
昔ながらの味がするっていうか…」
なるほど…
ワタシ
水無月 和泉
「そういうお店、良いですよね!
今ではなかなかありませんし…」
店長は頷いて微笑み
お店の中に入っていって
ワタシもその後に続く…
定食屋
店主
「おう!らっしゃい!
あれ…月見さん、その嬢ちゃんは?
もしかして…彼女かい?」
店長
月見 美加登
「ああ…えと、ま…まあ
そんなところだ…//」
月見さんはワタシがプレゼントした
ミサンガを見つめながら微笑して
ワタシも色違いのミサンガを見つめる…
確かに、はたから見れば
恋人どうしに見えなくもないかな…//
定食屋
店主
「おうおう、なんだよ二人とも
その手首の飾りは…おそろいだな!
うんうん、お似合いのカップルだ…♪
さあて…今日の注文、どうする?」
カウンターの席に座るワタシ達…
店長
月見 美加登
「今日も、日替わり定食で!」
定食屋
店主
「あいよ!今日の日替わりは
ピーマンと茄子の甘辛炒め定食!
それで良いな?」
月見さんは頷いて
店主の視線がこちらに向けられたっ
最初のコメントを投稿しよう!