74人が本棚に入れています
本棚に追加
ワタシ
水無月 和泉
「あ、えと…ワタシも
同じので良いですっ!」
定食屋
店主
「あいよ、任せな!」
店主はさっそく、ピーマンと
茄子の甘辛炒めを作り始める。
店長
月見 美加登
「水無月君は、さ…
お化けとか怪物とか信じる?」
え…
ワタシ
水無月 和泉
「どうしたんですか?突然…」
ワタシは彼に視線を向けて首を傾げる。
店長
月見 美加登
「いや、ほら…
12日、いや11日後ってハロウィンだろ?
ハロウィンに満月になるのは
46年ぶりってテレビでやってたし…
君はそういうの
どう思ってるのかなぁって…」
なるほど…
ワタシ
水無月 和泉
「ワタシは…あんまり信じてないですけど
狼男とか超大型犬みたいで
かわかっこいいし…
本当にいるなら
わしゃわしゃしてみたいです♪」
店長
月見 美加登
「そ、そうか…その狼男が
君を傷つけなければ良いが…」
その言葉が重くて、彼の顔は少し暗かった
どうしたのかな…?
狼男なんて、ただの伝説だし
いるわけないのに……
定食屋
店主
「へい!おまち…!」
料理が出されて
テーブルの上に並べられる。
店長
月見 美加登
「あ、ありがとう…」
店長は並べられる、お皿を見つめてた…
定食屋
店主
「はいよ、嬢ちゃんも!」
ワタシは店主にお礼を言って
並べられるお皿を見つめる。
お皿、よくみると手作り感溢れる
いびつな形をしてるわね…
市販で売ってるような、まあるいお皿じゃない。
最初のコメントを投稿しよう!